近年、デザイナーのフリーランス化が進んでいます。業務的な部分でも、デザイナーという職種自体がフリーランスに向いている部分もあり、フリーランスという雇用形態を選択する人々が増加しています。
本記事では、フリーランスのデザイナーとはどのような働き方なのか?気になる年収や必要なスキル、具体的な案件の獲得方法から、おすすめのエージェントサービスまで、幅広く情報の提供をさせて頂きます。
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フリーランスデザイナーとは?
フリーランスデザイナーとは、自身の専門スキルであるデザイン力を活かし、企業やクライアントから直接依頼を受けて仕事をする自営業のデザイナーのことを指します。その活動範囲は広く、グラフィックデザイン、ウェブデザイン、UI/UXデザイン、イラストレーションなど、クライアントの要望や自身のスキルによります。定期的な給与がなく、仕事の受注に直結した収入を得るため、その年収は非常に変動的となりやすことが特徴です。
フリーランスデザイナーの年収や単価相場は?スキル別の解説
フリーランスデザイナーとして働くメリットの一つは、自分のスキルや経験によって稼ぎ方が大きく変わるという点です。しかし、その反面、何をどの程度の価格で提供すべきか、またその価格設定が適切なのか判断するのは難しいこともあります。ここでは、フリーランスデザイナーの年収や単価相場について、スキル別に詳しく解説します。
グラフィックデザイナーの年収・単価相場を解説
フリーランスとして活動するグラフィックデザイナーの年収は、大体300万円から500万円の範囲に収まることが多いです。新人デザイナーやフリーランスデビュー直後では、年収が300万円を下回ることもあり得ます。一方で、経験を積んだ中堅クラスのデザイナーであれば、年収が500万円程度に達するケースも見られます。
企業に所属するグラフィックデザイナーの場合、平均的な年収は約431万円とされており、これはフリーランスの平均的な年収とほぼ同じ水準です。このことから、フリーランスとして企業勤務を上回る収入を目指す場合、豊富な実績の積み重ねが求められることが分かります。経験やスキルの向上、そして良質なクライアントとの関係構築が、フリーランスデザイナーとして成功するための鍵と言えるでしょう。
Webデザイナーの年収・単価相場
フリーランスのWebデザイナーになることを検討する際、業界の平均的な年収を理解しておくことは、職業選択において重要な指標になります。フリーランスのWebデザイナーの年収について、幅広い範囲が報告されています。
具体的には、年収は200万円から600万円の間で変動します。フリーランス白書2019によると、「IT・エンジニア系」職種に分類されるWebデザイナーの場合、年収200万円から400万円、そして400万円から600万円の区分に分けられる人が多いことが分かります。このように、200万円から600万円という広範な収入幅は、フリーランスのWebデザイナー特有の経済状況を反映しています。
この情報から明らかなように、フリーランスのWebデザイナーとして活動する場合、収入はスキルセット、経験、クライアントとの契約内容、さらにはプロジェクトの規模や期間によって大きく左右されます。したがって、フリーランスとしてのキャリアを構築するには、市場の需要を把握し、継続的に自身のスキルを向上させることが求められます。
UI/UXデザイナーの年収・単価相場
フリーランスとしてUI/UXデザインに携わる場合、平均的な年収は約600万円から700万円の範囲内に位置することが一般的です。具体的な案件における単価は、週に2日から3日の作業で月に約50万円程度と見込まれます。しかし、これはあくまで一般的な指標であり、月収が約100万円に達するような案件も存在します。
フリーランスデザイナーは稼げる?
フリーランスデザイナーの年収や単価相場は、その人のスキルや経験、専門性に大きく影響されます。また、仕事をどれだけ受けることができるか、つまり仕事量も大きな要素となります。
上記で解説した通り、フリーランスデザイナーの年収レンジは高い方で1,000万円に到達していることからも、自分次第で大きく稼ぐことが可能な職種だと言えるでしょう。
フリーランスデザイナーになるメリットやデメリット
フリーランスデザイナーとして働くことで得られる利点と、一方で直面する可能性のある課題について詳しく掘り下げます。
フリーランスデザイナーになるメリット
フリーランスデザイナーになるメリットは数多く存在します。
まず一つ目として挙げられるのが、自由な働き方が可能である点です。時間や場所に縛られず、自分のペースで仕事ができるのがフリーランスデザイナーの大きなメリットといえるでしょう。
また、自分の得意分野や興味のあるプロジェクトを選んで仕事をすることができます。これにより、スキルを磨きながら自己成長を実感できるのも魅力の一つです。
さらに、自分自身で仕事を探し、報酬を交渉する経験はビジネススキルを身につける大きな機会となります。
しかし、これらのメリットを享受するためには、自己管理能力やコミュニケーション能力など一定のスキルが必要となることを忘れてはなりません。
フリーランスデザイナーになるデメリット
フリーランスデザイナーとして働くことは自由度が高く、多くのメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。
まず最初に挙げられるのは、安定した収入が得られない点です。フリーランスという働き方は、案件により収入が大きく変動するため、一定の生活を維持するのが難しい場合もあります。
また、自己責任で仕事を進める必要があるため、自己管理能力が求められます。さらに、自分一人で全ての業務を行うため、設計から制作、納品までの各工程において高いスキルと経験が求められます。
また、自己PRや営業活動も自分で行う必要があります。これらはフリーランスデザイナーとしてのデメリットと言えるでしょう。しかし、これらのデメリットを克服し、自分のスキルを活かすことができれば、フリーランスデザイナーとして成功する可能性もあります。自分の能力を信じて、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
フリーランスデザイナーとして活躍するために必要なスキル
フリーランスデザイナーとして活躍するには、どのようなスキルが必要なのでしょうか?本章では、フリーランスデザイナーとして必要となる主要なスキルを職種別に詳しく解説します。
フリーランスグラフィックデザイナーに必要なスキル
フリーランスとしてのグラフィックデザインの仕事を成功させるためには、単にクリエイティブなスキルだけでなく、ビジネススキルも同様に重要となります。
まず、基本的なグラフィックデザインスキルはもちろんのこと、最新のデザインソフトウェアやツールを使いこなせることが求められます。
そして、クライアントのニーズを理解し、それをビジュアルに落とし込む能力も必要不可欠となります。また、フリーランスとしての活動には、自己管理能力や時間管理能力、コミュニケーションスキル、営業スキル等も必要です。
さらには、自分のスキルや経験をアピールするための自己ブランディングスキルやマーケティングスキルも大切です。これらのスキルは、自分自身を売り込み、仕事を獲得するために役立つだけでなく、クライアントとの良好な関係を築き、長期的なビジネスチャンスを掴むためにも必要です。
ですから、フリーランスとして活躍するためには、デザインスキルだけでなく、これらのスキルをバランスよく持つことが重要となります。
フリーランスWebデザイナーに必要なスキル
フリーランスとしてのWebデザイナーのキャリアを追求する際には、特定のスキルセットが求められます。最も重要なのは、もちろんWebデザインに関する基本的な知識と技術です。HTML、CSS、JavaScriptなどのプログラミング言語の理解はもちろん、Adobe PhotoshopやIllustratorなどのグラフィックデザインソフトウェアの使いこなしも必要不可欠です。さらに、ユーザーエクスペリエンス(UX)とユーザーインターフェイス(UI)デザインの原則に精通していることも重要です。
しかし、技術的なスキルだけでなく、フリーランスとして成功するためにはビジネススキルも必要です。クライアントとのコミュニケーション能力、プロジェクトマネジメント、営業・交渉力、時間管理などがそれに該当します。また、自己マーケティングのスキルも重要で、自分自身をブランド化し、自分のスキルとサービスを適切にプロモートする能力が求められます。
また、Webデザイナーとしてのスキルを磨くだけでなく、時代のトレンドや最新技術に追いつくための継続的学習の意欲も求められます。テクノロジーの世界は日々進化しており、新しいツールや技術が頻繁に登場します。そのため、常に最新の知識を維持し、自分のスキルを更新し続けることが重要です。
フリーランスUI/UXデザイナーに必要なスキル
フリーランスとして活躍するUI/UXデザイナーには、一般的なデザイナーとは異なるスキルセットが求められます。まず、UI(User Interface)デザインのスキルはもちろん、UX(User Experience)デザインのスキルも必須です。
これらは、ユーザーの視点に立って利便性の高いインターフェースを設計し、ユーザーが直感的に操作できるような体験を設計するためのスキルであり、両者は密接に関連しています。また、プロトタイピングツールの使い方や、最新のデザイントレンドをキャッチアップする能力も重要です。
さらにフリーランスとしては、自己管理能力やコミュニケーション能力、クライアントとの交渉力も必要とされます。また、プロジェクトの進行管理能力、時間管理能力も求められます。これらのスキルは、フリーランスとして自分自身をブランドとして売り出すため、またクライアントの期待を超える結果を出すために必要不可欠なスキルです。
フリーランスのUI/UXデザイナーとして成功するためには、これらの技術的なスキルとビジネススキルを磨きつつ、常に市場のニーズに応えられるように自己改革を続けることが重要です。
未経験でもフリーランスデザイナーになるために必要なステップ
デザイン業界にまったくの未経験から飛び込み、フリーランスデザイナーとして成功を収めるためには、いくつかの重要なステップを踏む必要があります。本章では、未経験からフリーランスデザイナーになるために必要なステップを解説させて頂きます。
正社員として企業のデザイナーとして働く
フリーランスデザイナーになる前に、まずは正社員として企業でのデザイナーの経験を積むことがおすすめです。企業で働くことにより、デザインの基礎をしっかりと身につけることができます。また、チームやクライアントとのコミュニケーションや、プロジェクトの進行管理など、デザインを取り巻く環境を理解することも可能となります。
さらに、企業での経験を通して、自分の得意なデザイン分野やスタイルを見つけ出すことができます。これは、フリーランスとして自分自身をマーケティングする際に非常に有利となります。クライアントは専門的なスキルを持つデザイナーを求めているため、自分の強みや特徴を明確にすることが重要です。
また、企業で働くことで、デザイン業界のトレンドや最新の技術を学ぶことも可能です。これらの知識は、フリーランスデザイナーとして活躍するために必要不可欠なものです。
ただし、正社員として働くことは、フリーランスデザイナーになる一つの道であり、必ずしも全ての人が通るべき道ではありません。自身のスキルや経験、目指すフリーランスデザイナーとしてのキャリアによって、最適な道筋は異なります。
デザイナー向けスクールで学習して独立をする
デザインの基本的なスキルを身につけることはデザイナーとして案件を受けるために最低限必要なスキルです。そのための一つの手段として、デザイナー向けのスクールの存在があります。
専門的な知識を効率良く学べるだけでなく、プロのデザイナーから直接指導を受けることが可能なため、未経験者でも安心して学ぶことができます。
また、デザイナー向けスクールには、ビジネス面での知識を学べるカリキュラムも用意されています。フリーランスとして独立するためには、デザインスキルだけでなく、営業や交渉、料金設定などのビジネススキルも必要になります。これらの知識を身につけることで、安定したフリーランスライフを送るための土台を築くことができます。
さらに、スクールを通じてデザイナーの仲間を作ることも可能です。同じ目標を持つ仲間と一緒に学ぶことで、励まし合いながらスキルアップを目指すことができますし、卒業後も情報交換の場として役立つでしょう。そういった人脈は、フリーランスデザイナーとして活動する上で大きな力となります。
未経験からフリーランスデザイナーへの道は遠いかもしれませんが、適切な学びの場を利用することで、確実にその道を進むことが可能です。
完全に独学で独立をする
フリーランスデザイナーになるための道のりは、経験や知識を持たない初心者からでも始められます。最初は自己学習からスタートし、必要なスキルを身につけることが求められます。
グラフィックデザインやウェブデザインの基本、最新のデザインソフトの操作方法、色彩感覚を鍛えることなどが重要なスキルとなります。さらに、自分のスタイルを持ち、他のデザイナーと差別化するためには、独自の感性や視点を持つことが重要です。
また、デザイン業務だけでなく、クライアントとのコミュニケーション能力や、ビジネスの基本的な知識も必要となります。プロジェクトの見積もりや契約、自己PRなど、フリーランスとして独立するためのビジネススキルを身につけることは欠かせません。これらのスキルを身につけるための学習リソースはインターネット上に多数存在します。オンラインコースやチュートリアル、実践的なデザインプロジェクトに挑戦することで、実際の業務に近い経験を積むことができます。
低単価なデザイン案件から初めて経験値を上げて独立
フリーランスデザイナーとしてのキャリアをスタートさせるには、経験がなくても始められる低単価のデザイン案件からスタートすることをおすすめします。初めての仕事は、スキルを磨くための大切な一歩となります。この段階では、報酬よりも経験を積むことを優先しましょう。低単価の案件でも、高品質な仕事を提供することで評価を得ることができ、それが次の高単価案件へとつながります。
フリーランスデザイナーはどのように案件を獲得するのか?
フリーランスデザイナーはどのように案件を獲得するのが良いのでしょうか?昨今では、案件の獲得方法も増加しており、いくつかの手法がございます。以下代表的な案件獲得方法を解説いたします。
フリーランスデザイナー向けのエージェントサービスを活用する
フリーランスデザイナーとして活動するうえで、案件を獲得する手段の一つとしてエージェントサービスの利用が挙げられます。
エージェントサービスは、デザイナーとクライアントをつなげる役割を果たし、デザイナーに対しては案件情報提供のほか、契約や営業活動のサポートも行います。
エージェントサービスを活用すれば、自分一人で営業活動を行う時間を削減し、デザインに専念する時間を増やすことが可能になります。また、エージェントサービスは一般的に多数のクライアントとのネットワークを持っているため、自分では接触できないような大規模な案件にも参加できる可能性があります。しかし、エージェントサービスには手数料が発生するため、その費用対効果を考慮する必要があります。エージェントサービスの選び方や活用方法について具体的に解説していきます。
クラウドソーシングのサービスを活用する
フリーランスデザイナーが案件を獲得するための一つの有効な手段として、クラウドソーシングのサービスが挙げられます。クラウドソーシングとは、インターネット上で多数の個人や企業から仕事を依頼し、それを個々のフリーランサーが受け取り、提供する形のビジネスモデルです。特にデザイン業界では、ロゴデザインやウェブデザイン、パンフレットや名刺など、様々なデザイン案件が日々投稿されています。
クラウドソーシングは、自身のスキルや経験に応じて選べる案件が多いため、自分の得意分野で仕事を受けることが可能です。また、多くのクラウドソーシングサービスが評価システムを導入しているため、一度取引を成功させると次回以降の案件獲得にも繋がります。
しかし、クラウドソーシングの利用には注意も必要です。一つは価格競争です。多くのデザイナーが同じ案件に応募するため、価格競争が起きやすく、適正な報酬を得るためには高いスキルと戦略が求められます。また、法人や個別のクライアントと直接取引する場合と違い、サービスの規約に従う必要があります。
これらの点を理解した上で、クラウドソーシングはフリーランスデザイナーにとって、幅広い案件を得られる有効なツールと言えるでしょう。
SNSやブログを活用して自身のPRに繋がる情報発信を行う
フリーランスデザイナーが案件を獲得する手段の一つとして、SNSやブログの活用があります。これらのプラットフォームを通じて自己紹介や実績、スキルをアピールすることにより、潜在的なクライアントに自身の存在を知らせ、信頼を築くことが可能となります。
まず、自分自身のブランドイメージを明確に持つことが大切です。どのようなデザイナーであるか、どのような価値を提供できるかを整理し、それを最大限に引き立てるコンテンツを作成します。次に、そのコンテンツをSNSやブログに投稿し、情報発信を行います。これは、自分の専門性を示すだけでなく、自分のスタイルや考え方を共有することで、顧客が自分を理解しやすくなるためです。
また、SNSやブログを活用する際のポイントとして、定期的な更新が重要です。一貫性のある投稿は、あなたがデザイナーとしての専門性と継続性を持っていることを示し、案件獲得へと繋がるきっかけとなるでしょう。
知人・友人、過去在籍企業からの案件獲得
フリーランスデザイナーが案件を獲得する方法として、最も直接的で確実なのが知人・友人、または過去に在籍した企業からの依頼です。
デザインは信頼と実績に大きく依存する業界なので、以前に良好な関係を築いた人々からの依頼は大変価値があります。また、過去に在籍した企業からの依頼は、その企業のビジネスやカルチャーを理解しているため、より具体的で効率的に作業を進めることが可能です。
ただし、この方法は案件の数に限りがあり、また自分のスキルや経験を伸ばすために新たなチャレンジをする機会が限られる可能性もあります。そのため、この方法だけに頼らず、他の案件獲得方法も併用することが重要です。
フリーランスデザイナーの仕事・案件探しにおすすめのマッチングサイト(副業)・エージェントサービス5選
本章では、フリーランスのデザイナーが実際に案件獲得に活用するべきサービスを5つに厳選してご紹介いたします。
知名度が高く案件数が豊富なフリーランスデザイナー向けサイト・サービス
まずは代表的なフリーランスエンジニア向けのエージェントサービスをご紹介いたします。
レバテッククリエイター
レバテッククリエイターは、Webやゲーム業界に特化したフリーランスクリエイター向けのエージェントサービスで、グループ全体で45万人以上の登録者と1,000件以上の常時案件を持つ業界最大級のプラットフォームです。取引先は10,000社以上にのぼり、高い利用者満足度と契約更新率を誇ります。
1.取引社数10000社以上、充実した案件数
2.業界最短クラスの支払いサイト(翌月15日支払い)
3.エージェントフォローによる案件更新率90%超の実績
対象エリア
東京 / 神奈川 / 埼玉 / 千葉 / 大阪 / 兵庫 / 大分
掲載案件の特徴
Webデザイナー/UI/UXデザイナー/グラフィックデザイナー/イラストレーター/2Dデザイナー/3Dデザイナー/プロダクトデザイナー/DTPデザイナー/モーションデザイナー/アニメーター/エフェクトデザイナー/ディレクター/ライター/キャラクターデザイナー
評価・評判
求人数が多く、様々な案件に応募できるのが良いです。支払いサイトが早いのも嬉しいポイントです。ただ、常駐案件等、比較的リソースをしっかり割かないといけない案件が多いのは少しネガティヴです。
key CONNECT運営部調査
運営会社:レバテック株式会社
サービスリンク:https://creator.levtech.jp/
ITプロパートナーズ
ITプロパートナーズはフリーランス専門のエージェントサービスで、特に週2日から働ける柔軟な案件を豊富に提供しています。このプラットフォームは、エンドユーザー直接契約の高単価案件が特徴で、スタートアップやベンチャー企業のトレンド技術を使用した魅力的なプロジェクトが多数あります。専属のエージェントによる契約交渉や債権管理代行など、フリーランスの働き方を全面的にサポートする体制を整えています。
1.直取引のため、高額案件が多数
2.週2日から勤務可能な求人を掲載 3.専属のエージェントが契約交渉や債権管理などを代行
掲載案件職種
Webデザイナー/UI/UXデザイナー/グラフィックデザイナー/イラストレーター/フロントエンドエンジニア/クリエイティブ・ディレクター/アートディレクター
評判・評価
key CONNECT運営部調査
非公開の求人等をエージェントが探してくれ、積極的で良かったという意見もあれば、案件応募後に連絡が無くて駄目だったという評判もございます。よくも悪くも担当するエージェントに左右されてしまうということでしょう。
運営会社:株式会社Hajimari
サービスリンク:https://itpropartners.com/
Midworks
Midworksはフリーランスエンジニアに特化した求人・案件紹介サービスで、年収アップを目指すエンジニアに向けた多数の求人が掲載されています。公開されている案件数は3300件以上で、非公開案件を含めるとさらに多くの選択肢があります。迅速かつ高品質な案件参画をサポートするコンサルティングサービスや、長期的なキャリアサポートも提供しており、案件が途切れた場合の報酬保証制度もあります。
1.利用者の平均年収840万円超
2.3300件超の豊富な案件数
3.非公開案件も多数取り扱いの実績がある
掲載案件職種
UI・UXデザイナー(エンジニア系求人がメイン)
評判評価
key CONNECT運営部調査
WEB系の案件が豊富で、UI・UX関連の案件が多いです。また、freeeの無料利用等の充実したフリーランスサポートがあることが非常に良いです。
運営会社:株式会社 Branding Engineer
サービスリンク:https://mid-works.com/
まずは実績を作りたいフリーランスデザイナーにおすすめのサイト・サービス
実績を作るためには様々なサービスに登録だけしておくことを推奨しております。以下リリース直後のサービスもございますが、案件紹介はあればあるだけよいので、是非登録してみてください。
クロスデザイナー(XDesigner)
クロスデザイナー(XDesigner)は、フリーランスデザイナーの業務委託採用に特化した求人紹介サービスです。7,000人以上のデザイナーが登録しており、UX、アプリ、グラフィックデザインなど、クライアントのニーズに合わせたデザイナーを即日提案します。業界最速級の提案スピードと、柔軟なアサイン可能性(最短3日でのアサイン)を強みとしています。さらに、案件ベースでのアサインによるコスト削減や、採用コンサルタントによる徹底サポートを提供し、クライアントの事業成長を加速させるサポートを行っています。
1.45,000人以上が登録する副業マッチングプラットフォームWorkshipと連携
2.採用コンサルタントが案件マッチングをサポート
掲載案件職種
UI・UXデザイナー/WEBデザイナー/アプリデザイナー/グラフィックデザイナー/アートディレクション
評判評価 登録デザイナーからの評価を発見することはできませんでした。Workshipの口コミ等をご参考にしてください。
key CONNECT運営部調査
運営会社:株式会社GIG
サービスリンク:https://www.xdesigner.jp/
クラウドテック
クラウドテックは、主にエンジニアやデザイナー向けのフリーランスエージェントサービスで、リモートワーク案件に特化しています。97%のユーザーがリモート案件で稼働しており、場所を問わず柔軟に働ける環境を提供しています。クラウドワークスが母体であり、信頼性の高い企業からの案件が豊富で、週3日や4日から働ける案件も多数あります。全てのサービスが無料で、案件提案から契約締結、勤怠管理までオンラインで完結します。
1.案件の97%がリモート案件
2.上場企業クラウドワークス運営で豊富な案件数
3.掛け持ちもできる、週3日、4日の案件多数
掲載案件職種
アートディレクター/クリエイティブディレクター/グラフィックデザイナー/CGデザイナー/イラストレーター
評判・評価
key CONNECT運営部調査
リモートワークの案件が中心で、案件紹介から、契約締結、勤怠管理まで全てクラウドテック上で完結できるのが良い。
運営会社:株式会社クラウドワークス
サービスリンク https://crowdtech.jp/
フリーランスデザイナーとして活躍するために必要なこと
フリーランスデザイナーとして活躍するためには、どのようなことを意識するべきなのでしょうか?本章では、具体的に実行するべきことを整理させて頂きます。
デザイン以外のWebスキルを強化する
フリーランスデザイナーとして成功するためには、デザインスキルだけでなく、その他のWebスキルも必要となります。特に、SEO(検索エンジン最適化)やコーディング、マーケティングなどの知識を持つことは、自身のサービスをより広範囲のクライアントに提供するための重要な手段となります。
SEOを理解することで、制作するWebサイトが検索エンジンでより上位に表示されるようになり、クライアントのビジネスを成功に導くことが可能となります。
また、基本的なコーディングスキルを持つことで、デザインだけでなく実際のWebサイト制作も手がけることができ、より幅広いサービスを提供することができます。マーケティングスキルを身につけることで、デザインがどのようにビジネスに貢献するのかを理解し、クライアントのニーズにより深く対応することが可能となります。これらのスキルを身につけることで、自身の価値を高め、フリーランスデザイナーとしての競争力を強化することができます。
発注に繋がる魅力的なポートフォリオを作成する
フリーランスデザイナーとして活躍できるかどうかは、スキルと同様に自分自身の作品をどのようにプレゼンテーションできるのかに影響されます。
そのために最も重要なツールの一つがポートフォリオです。ポートフォリオは過去取り組んだプロジェクト、スキル、そしてあなたの創造性を示すために有効です。
しかし、ただ作品を並べただけでは十分ではありません。あなたのポートフォリオはあなた自身のブランドを反映し、あなたが何を提供できるか、どのような価値を提供できるかを明確に示す必要があります。
案件獲得に繋げるための人脈形成や情報発信を実施する
フリーランスデザイナーとして成功するためには、技術力だけでなく、案件獲得のための人脈形成と情報発信は欠かせないスキルです。
まず、人脈形成についてですが、これは自分のスキルやサービスを必要としている人に直接、または間接的にアプローチすることで、新たな仕事の機会を作り出す手法です。
具体的には、業界のイベントやセミナーに参加したり、SNSやブログで自分の作品や考えを発信することで、自然と人脈が形成されます。次に、情報発信ですが、これは自分の作品やアイデア、スキルを広く伝えることで、自分の価値をアピールし、ビジネスチャンスを増やす手段です。自分の専門分野に関する情報や、最新のトレンド、自分の作品の背景など、他の人が価値を感じる情報を発信することで、自分の存在を知らせ、信頼を築くことが可能になります。これらのスキルを身につけることで、フリーランスデザイナーとしての活躍の幅を広げ、継続的に仕事を得ることが可能になるでしょう。
案件の取捨選択を実施する
フリーランスデザイナーとして成功するためには、ただ単にスキルを持つだけではなく、どの案件を受けるべきか、どの案件を避けるべきかという判断力も必要です。
これは、自分のスキルや経験を最大限に活かせる案件を見つけるためだけでなく、自分自身のライフスタイルや働き方に合った案件を選ぶためでもあります。
フリーランスとは、自分自身がビジネスの主体であるという意識を持つことが求められる職業です。したがって、案件の取捨選択は、自分自身のキャリアを自己管理する一環とも言えます。
そのためには、自分自身の得意分野やスキル、時間的な余裕、目指すキャリアパス等を明確に把握し、それに基づいた選択を行うことが重要です。
また、案件の取捨選択を行う際には、案件の内容だけでなく、クライアントとのコミュニケーションや契約内容、報酬の確認も欠かせません。これらを踏まえた上で、自分自身にとって最適な案件を選ぶことが、フリーランスデザイナーとして長期的に活躍するための重要なステップとなります。
フリーランスデザイナーとして独立する際に注意するべきポイント
フリーランスデザイナーとして独立する際には、多くのチャレンジとリスクが伴います。初めての独立は特に、自分自身のスキルや経験を信じて飛び込む大きな一歩で、その過程では数多くの課題に直面します。ここでは、フリーランスデザイナーとして独立する際に注意すべきポイントを詳細に解説します。
確定申告を自分で実施する必要がある
フリーランスデザイナーとして独立をする際には、自身で確定申告が必要になります。会社員であれば、デザイン業務だけに集中すれば良い環境であったかと思いますが、フリーランスは自分自身で実施する必要がございます。
また、深刻漏れ等が発生すると修正深刻の必要や追徴課税等思わぬところで、負担が発生するリスクもあるため、注意が必要です。
インボイス制度に関しては理解をしておく
2023年10月に導入された予インボイス制度は、フリーランスデザイナーを含む多くの事業者に大きな影響を及ぼしました。この制度は、消費税の適正な課税を目的としており、事業者が発行する請求書(インボイス)に消費税額を明確に記載し、消費税の取り扱いをより透明にすることを求めています。
本記事では具体的な概要については触れませんが、発注事業者にとって不利な取引が発生する場合も多く、フリーランスのデザイナーにも取得を求められることが今後増加してくると推察されます。
まずは、インボイス制度に関する知見を高めておくことを推奨いたします。
案件獲得方法等については複数の経路を準備しておく
フリーランスデザイナーとしての案件獲得は、クライアントとの直接契約、デザイン専門のマッチングサイト、エージェントを利用した案件獲得など、複数存在します。しかし、これらのどれもが常に安定して案件を供給するわけではありません。一つの経路に依存しすぎると、その経路が途絶えたときに収入が途絶える危険性があります。
そのため、複数の経路を準備し、それぞれの経路から安定的に案件を獲得できるようにすることが重要です。また、それぞれの経路の特性を理解し、自分のスキルとマッチした経路を選択することも大切です。あなたの専門性や市場価値を最大限に活かすためには、適切な経路を選択し、それぞれの経路に適した戦略を立てることが求められます。次節では、具体的な案件獲得経路とその選択方法について詳しく解説します。
著作権やその他リーガル部門について知識をインプットしておく
フリーランスデザイナーとして独立する際には、スキルやクライアント獲得だけでなく、著作樓やその他のリーガル部門についての知識も必要となります。
あなたが作成したデザインが、自身の知らず知らずのうちに他人の著作権を侵害していないか、または自身の作品が無断で使用されることがないように、著作権法の基本を理解しておくことは必須です。
また、契約内容のチェックや税務処理など、ビジネスとして運営する上での法律知識も必要になります。専門家に依頼することも一つの手段ですが、基本的な知識は自身で把握しておくことで、将来的なトラブルを未然に防ぐことが可能となります。
フリーランスデザイナーは将来どうなる?
フリーランスと相性の良いWebデザイナーの需要は2000年代から持続的に増加しており、この傾向は今後も続くと予想されます。特に、スマートフォンの普及やインターネット広告費の増加が、オンラインでの取引拡大を加速しています。コロナ禍による外出自粛措置も、オンライン取引の増加に一層の拍車をかける形となりました。
経済産業省の「電子商取引に関する市場調査」によると、EC市場のBtoC取引は2010年の7兆7,880億円から2019年には19兆3,609億円へと、約2.5倍に膨れ上がっています。このデータは、Webデザインの需要が増加していることを裏付けています。オンラインプレゼンスの重要性が高まるにつれ、魅力的で機能的なウェブサイトを設計するWebデザイナーへの需要は、今後も高まり続けると見込まれます。
フリーランスデザイナーに関するよくあるご質問
このセクションでは、フリーランスデザイナーに関する一般的な疑問やよくあるご質問について触れさせて頂きます。
フリーランスデザイナーは独学でもなれますか?
フリーランスデザイナーになるためには必ずしも特定の学歴や資格が必要ということはありません。独学でも地道な努力を続けていけば、フリーランスデザイナーとして活躍することは可能でしょう。
フリーランスデザイナーになってすぐに稼ぐことは可能ですか?
結論から言えば、すぐに稼ぐことは可能ですが、それはあなたのスキル、経験、ネットワーク、そして努力次第です。フリーランスデザイナーとしての活動は、初期の段階での案件獲得や価格設定、顧客との関係構築など、さまざまな要素が絡み合う複雑なプロセスです。
また、仕事を獲得するためには、自己宣伝やマーケティングのスキルも必要となります。これらのスキルを磨き、自分の価値を適切にアピールすることで、初期段階から十分な収入を得ることが可能になります。しかし、コンスタントに収入を得るためには、スキルを磨くだけでなく、自己ブランディングやネットワーキングも重要です。そのため、フリーランスとして成功するためには、一貫した努力と戦略が必要となります。
フリーランスデザイナーに向かない人の特徴を教えてください。
フリーランスデザイナーとして成功するためには、特定のスキルや性格特性が求められます。逆に言えば、これらの特性や能力が不足していると、フリーランスデザイナーとしてのキャリアは困難な道のりとなるかもしれません。
フリーランスデザイナーに不向きな人の特徴としては、まず自己管理能力が低い人が挙げられます。自分自身のスケジュール管理、仕事の進行管理、また健康管理など、全てを自己責任で行う必要があります。
また、単価交渉や顧客対応など、ビジネススキルが不足している人も苦労するでしょう。さらに、新しい技術やトレンドをキャッチアップする学習意欲が低い人もフリーランスデザイナーとしては厳しいかもしれません。このような特性がある方がフリーランスデザイナーを志す場合、まずは自己改善を目指すか、別のキャリアパスを考えることをおすすめします。
まとめ
本記事では、フリーランスデザイナーという職業について詳しく掘り下げました。フリーランスデザイナーとは何か、その年収や単価相場はどのようになっているのか、さらにはスキル別の解説も行いました。その上で、フリーランスデザイナーになるメリットやデメリット、活躍するために必要なスキルや未経験者がフリーランスデザイナーになるために必要なステップについて解説しました。
また、フリーランスデザイナーが案件を獲得する方法や、仕事・案件探しにおすすめのマッチングサイトやエージェントサービスを5つ選んで紹介しました。活躍するために必要なことや、独立する際の注意点、さらにはフリーランスデザイナーの将来についても考察しました。
最後に、フリーランスデザイナーに関するよくある質問についても取り上げ、読者の疑問を解消しました。これらの情報をもとに、フリーランスデザイナーとしてのキャリアを考える参考にしていただければ幸いです。